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    河北新報に記事が掲載されました。
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      3月20日、東京大学で開かれたシンポジウム「私たちと震災」に参加しました。

      その報告記事が河北新報に掲載されましたので紹介します。

       

      posted by: とび | ボランティア報告会 | 13:39 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
      保護者会でボランティア報告をしました。
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         2014年10月25日、高2保護者会で夏のボランティア報告と支援の呼びかけをさせていただきました。第18陣に参加した菊田さんと二瓶さんが活動報告をしてくれました。支援金も41130円集まりました。感謝して報告いたします。ありがとうございました!

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        二瓶:明治学院東村山高校では2011年5月から継続して東北にボランティアを送ってきました。今年の夏も第18陣と第19陣が被災地で活動しました。今日はその報告と、支援のお願いをさせていただきます。



         第18陣は7月22日から26日まで、宮城県石巻市で活動しました。主な活動内容は、「いしのまきっこ広場」という子ども教育支援と、仮設住宅での子育て支援活動です。「いしのまきっこ広場」では、子どもたちの夏休みの宿題を手伝ったり、牛乳パックで紙すきをしたり、すごろくを作って遊んだり、手作りの魚釣りゲームや輪投げやストラックアウトなどで遊んだりしました。子どもたちと会うまで、どう接していいかわからなかったし、どんな子どもたちなのかとても不安でした。しかし、子どもたちはそんな不安も吹き飛ばすくらい、元気よく話しかけてくれたので、私の緊張もほぐれました。3年前に被災して、辛い思いをしてきていると思うのですが、楽しそうな笑顔でいてくれたことが何よりも嬉しかったです。子どもたちの笑顔は大きな力を持っていると思います。また復興にもつながる力となっていると思いました。



         今回、ボランティアに参加したからこそ知れたこと、学んだことがたくさんありました。復興が進んでいるように見えても、隣町では復興が進んでいないところもあったこと。判断のミスで生死が分かれてしまったこと。現地に行って、自分の目で見て、自分の耳で聞けて、本当に良かったです。ボランティアに行くまでは「もう3年も経っているから今から行っても遅いかな」と思っていましたが、私たちができることはまだまだあると思いました。今回学んだこと、出会った人達を忘れずに、また東北に行きたいなと思います。


         
        菊田:仮設住宅では、流しうーめんの炊き出しをしたり、スーパーボールすくいやヨーヨー釣りなどをして遊びました。多くの子どもたちと遊ぶのは初めてだったので、どう接すれば良いのかわからず、不安と緊張がありましたが、子どもたちはとても元気で明るく、逆に私が元気づけられてしまうほどでした。それと同時に、子どもたちが私に様々なことを学ばせてくれたように思います。震災から3年半がたった今でも、仮設住宅で暮らす人がいたり、自分の通っていた学校に行けなくなってしまった人がいたり、震災の傷跡はまだ残っているということを忘れてはいけないと強く感じました。



        東北はまだ震災中であり、そしてあの震災の傷跡をこれから先、広げないようにするためにも、私たちは日々自分のできることを考え、そして心に留めておく必要があります。私がこの五日間でおこなったことは、東北の方々にとっては本当に小さなものだったと思います。ですが私にできることは何かをよく考えたり、このボランティアで学ばせていただいたことを多くの人に伝えたりすることで東北の方々の支えになれたら、と思っています。このボランティアに参加することができて、本当に良かったです。


         
        二瓶:今年の冬休みには、第20陣が仮設住宅でのクリスマス会やいしのまきっこ広場の学習支援などをおこなう予定です。私たちは有志の団体のため、学校やPTAや同窓会からの経済的支援を受けていません。いくつかのキリスト教団体から支援金をいただいている他は、ボランティア参加費と、皆様からのカンパで運営しています。今日もカンパを受け付けています。カンパして下さった方には夏の活動報告書を進呈いたします。活動を継続してゆくために。ぜひ私たちへの活動へのご理解とご支援をよろしくお願いいたします!

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        *支援カンパについては、こちらの記事をご覧下さい。

        JUGEMテーマ:ボランティア
        posted by: とび | ボランティア報告会 | 08:16 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
        西東京教区集会「被災地支援の今」でボランティア報告をしました。
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            2013年11月9日、阿佐谷東教会で日本キリスト教団西東京教区社会委員会・東日本大震災支援委員会共催の集会「被災地支援の今」が開かれました。講演の前に、ボランティア報告を聞きたいということで、明治学院東村山高校有志ボランティア・チームの報告をさせていただきました。




           日本キリスト教団西東京教区は私たちのチームをずっと応援して下さっています。「有志の団体の活動には支援できない」とのことで、学校や同窓会やPTAからの経済的支援が得られずに途方に暮れていた時に、最初に支援を申し出てくださったのが西東京教区でした。この日の集会には71名の方が参加してくださいました。西東京教区の皆さまの熱いお祈りとご支援に感謝しながら、報告をさせていただきました。


           ボランティア報告の後、「スローワークはゆっくり進む」という題で、被災者支援センター・エマオの佐藤真史さんが講演をされました。震災から2年8か月経ち、長引く避難生活で「孤立」や「格差」が大きな問題になっている中、エマオが心がけてきた「スローワーク」の意味をあらためて確認し合うことができました。



           講演後のシェアリングでは、エマオの元専従者・野田沢牧師と小川洋二牧師も発言されました。「皆さん最初の頃は大変だったでしょうとおっしゃって下さるけれど、実は2年8ヶ月経つ今も活動を続けていく方がよっぽどシンドイのです」という言葉が印象に残りました。
           



           

          今度の12月には第16陣がエマオ石巻の子ども支援「いしのまきっこ広場」でクリスマス会を開くことを計画しています。これからもエマオと共に、被災された方々と寄り添い続けてゆきたいと願っています。

          posted by: とび | ボランティア報告会 | 21:14 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
          11月9日、阿佐谷東教会でボランティア報告をします!
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             いつも私たちボランティア・チームを受け入れて下さっている被災者支援センター・エマオの佐藤真史主事のお話しを聞く会が11月9日に阿佐谷東教会で開かれます。講演の前に現地でボランティアをしてきた青年たちの報告を聞こうということになり、明治学院東村山高校有志ボランティア・チームの活動報告もさせていただくことになりました。ぜひご参加ください!

             

            日時:2013年11月9日(土) 14時〜16時30分

            場所:阿佐谷東教会(阿佐ヶ谷駅から徒歩10分)



            ☆この日は中央線快速が阿佐ヶ谷駅に停まりませんのでご注意ください!

             

            <プログラム>

            14:00〜 明学東村山有志ボランティア・チームの活動報告

             <報告予定者>

              恩田朋美(高3、第3陣と第13陣に参加)

              岡田尚子(高3、第13陣に参加)

              杉下嘉菜子(高2、第8陣と第12陣と第15陣に参加)

              遠藤みなみ(高2、第15陣に参加)



            (第13陣は2013年7月20〜23日、石巻で活動)

            (第15陣は2013年8月20日〜23日、石巻・女川・登米・気仙沼で活動)

            14:15〜 西東京教区派遣ボランティアの活動報告


            (第9陣と第14陣は西東京教区のボランティアさんと一緒にワークをしました。写真は2012年8月7日、真壁巌教区議長と、エマオ笹屋敷にて)


            14:30〜 講演「スローワークはゆっくり進む」
                   佐藤真史さん(被災者支援センター・エマオ主事)



            (写真は2013年8月8日、七郷中央公園仮設住宅にて、第14陣)

            15:30〜 シェアリング(分かち合いの時)

             

            参加費:無料(席上献金あり)

            主催:日本キリスト教団西東京教区社会部
               西東京教区東日本大震災支援委員会

            posted by: とび | ボランティア報告会 | 16:29 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
            オープンキャンパスで模擬授業をしました
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              2013年7月15日、明治学院中学校・明治学院東村山高校のオープンキャンパスが開かれました。中学社会科の「東日本大震災と日本社会」という模擬授業に、有志ボランティア・チームの生徒5名がアシスタントとして参加しました。



               

              最初に2012年2月の中学校入試問題の[][]を解いてもらいました(こちらからダウンロード出来ますので、ぜひ皆さんも解いてみて下さい!)。

              []は宮城県気仙沼市と登米市の問題です。答え合わせをした後、震災から4ヵ月後の気仙沼の様子について、佐々木くん(第2陣・10陣・12陣)が説明をしてくれました。また、返品された登米牛(震災前に東京に出荷され冷凍保存されていたので、被曝していない安全な牛肉なのですが、風評被害で返品されてしまったもの)でバーベキューをした思い出についても話してくれました。



               

              杉下さん(第8陣・第12陣)は、今も解体されずに残っている第十八共徳丸について、気仙沼鹿折復幸マルシェで塩田さんや千葉さんから復興への熱い思いを聞いたこと、登米の仮設住宅で南三陸町から避難している子ども達と出会い、その交流が今も続いていて、今年の夏に再会するのを楽しみにしていることを話してくれました。



               

              []は宮城県女川町の問題です。細野さん(第7陣)は、津波で横倒しになった建物や被災家財の山を見て衝撃を受けたこと、清水仮設住宅での炊き出しについて、寺内くん(第8陣・11陣・12陣)は、女川復幸祭について話してくれました。



               

              最後に「小学生の君たちにも出来るボランティア」の例として、吉田さん(第9陣)が仙台平和七夕の取り組みについて紹介しました。

              模擬授業に参加してくれた児童は55名、保護者も含めると100名以上の方々に東北での活動を紹介することが出来ました。「高校生達の報告がとても良かった」と好評でした。発表してくれた佐々木くん・杉下さん・細野さん・寺内くん、吉田さん、お疲れ様でした!

              posted by: とび | ボランティア報告会 | 21:20 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
              第12陣申し込み受付開始&今年度最後のボランティア報告をしました。
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                 今年度は明治学院東村山高校の礼拝で6回、明治学院中学校の礼拝で10回、奨励(お話し)をする機会がありました。昨年度に引き続き今年度もずっと「東日本大震災とボランティア」について話してきました。毎回スライドや動画を見てもらい、ボランティアに参加した生徒に感想を述べてもらったことも何度かありました。
                 今日(2月21日)の中学礼拝では、第1陣に参加した市川誠くんが製作したスライドショーを流しました。昨年3月の高校礼拝で流した時にも大きな反響があり、「ダビングしてほしい」という依頼も何件かありました。長淵剛の「ひとつ」(2011年のNHK紅白で長渕が門脇小のグランドで歌い話題となった曲です)にあわせて、被災地の景色やワークの写真・動画、そして参加者たちのメッセージが流れました。

                  
                 
                    

                今日から春のボランティア・チーム第12陣の申し込み受付が始まりました。朝7時半に登校して職員室前で受付開始を待っている高1の生徒達もいました。ボランティアのバトンが先輩から後輩へと引き継がれ、ボランティアの輪が広がってゆくことを願っています。

                posted by: とび | ボランティア報告会 | 15:58 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                今年度最後のボランティア報告会をしました
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                  2013年1月19日、明治学院東村山高校の朝の礼拝で第11陣のボランティア報告をしました。最初に第11陣活動報告のスライドショーを流しました。

                   

                  その次に、高1の寺内鷹生くんに感想を発表してもらいました。



                   

                  僕は夏にも8陣として参加していたので、今回は二度目の被災地でした。それでも目の当たりにして大きな衝撃を受けるものがありました。その一つが、東松島市大曲浜の慰霊碑でした。8陣の時は建っていなかったので、初めて見るものでしたが、ズラーッとすごい数の亡くなった方々の名前が刻んであり、あの震災の恐怖を思い起こしました。しかし、本当に心が痛くなったのは、そのすぐ後でした。津波の被害を受けた家々を見ていると、無残に壊された家の表札に、さっき見た慰霊碑に横一列に刻んであった同じ名前がありました。壊れた家にはポケモンのぬいぐるみがあったりして、幸せな家庭が目に浮かび、生まれて初めて言葉に言い表せないほどの心の痛みというものを感じました。

                  被災地では、今も苦しんでいる人や復興に人生をかけている人がいます。僕たちにできることは、被災地に足を運ぶことと、震災を忘れないことだと思います。皆さんも機会があればぜひ東北に行ってほしいです。



                  (東松島市大曲浜の東日本大震災大津波犠牲者慰霊碑) 

                   

                  2011年の4月から毎月1回、高校礼拝の時間を使ってボランティア報告をさせていただいています。2012年1月からは、ボランティアに参加した生徒たちに感想を発表してもらうようになり、2012年4月からは中学礼拝でもボランティア報告をするようになりました。礼拝での報告がきっかけとなって、ボランティアへの参加を決意した生徒も少なくありません。

                  2013年度も活動を継続しながら、礼拝などの場でボランティア報告をさせていただき、伝える努力をしてゆきたいと思います。

                   

                  posted by: とび | ボランティア報告会 | 10:05 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                  ウェスレー・センターでボランティア・チームの活動紹介をしました。
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                     2012年12月15日、南青山の
                    Wesley Centerで開かれたYouth Forumで明学東村山有志ボランティア・チームの活動紹介をさせていただきました。夏の第8陣に参加し、今度の第11陣に参加する予定の寺内鷹生くん(高1)にプレゼンをしてもらいました。




                     Wesley Foundation
                    は私たちのチームを応援して下さっている団体の一つです。数年前まで明学東村山で英会話を教えられていたキャシー・バートンルイス先生が理事をされています。当日はキャシー先生や、卒業生の陽奥くんとも再会することができました。


                    (陽奥先輩からチョコを受け取る寺内くん)

                     フォーラムでは、SCF(学生キリスト教友愛会)やフリー・ザ・チルドレン・ジャパンなど、参加者が所属しているいくつかの団体の活動紹介もありました。また、軽食をいただきながら、目黒若葉寮(児童養護施設)の子どもたちのためのクリスマスカード作りなどもしました。

                     

                     来週、第11陣が仮設住宅のクリスマス会でチョコフォンデュをすると聞いて、フォーラムに参加された皆さんが板チョコを持ち寄り、私たちに寄贈して下さいました! 皆さんの思いをチョコと一緒に東北に届けたいと思います。ありがとうございました!


                    (たくさんのチョコレートを寄贈して下さいました。ありがとうございました!)

                    posted by: とび | ボランティア報告会 | 22:36 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                    葛藤から生まれる学び(交流研福岡集会報告)
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                      葛藤から生まれる学び


                      明治学院中学校・明治学院東村山高校 社会科教諭 佐藤飛文


                       2012年11月23日〜25日の3日間、西南学院大学で地域民主教育全国交流研究会の福岡集会が開かれました。「学ぶ喜びと
                      生きる喜びを 語り合い つながりあおう」というテーマのもと、北は北海道から南は鹿児島まで、185名の教師・研究者・保護者・学生・市民が集まりました。




                       私(佐藤)は学習分科会で「ボランティア活動を通して地域とつながる」という題でレポートをさせていただきました。東北での継続したボランティア活動を通して、被災された方々と出会い、つながりが出来て行く中で、生徒たちは何を考え、何を学んだのか、スライドと生徒の感想文を紹介しながら報告しました。

                      質疑応答の時間には、「親や学校は反対しなかったのか?」「交通手段は?」「宿舎は?」「ボランティア先はどのように探したのか?」といった具体的な質問から、「キリスト教学校としてボランティアをどう位置づけているのか?」「スライドの生徒たちの表情が良いのはなぜか?」「ボランティアに行って迷惑ではないのか?迷惑ボランティアにならないためにはどうしたら良いのか?」「活動は危険ではなかったのか?」「ボランティアは学校全体の雰囲気との関係があるのか?」「なぜ高3の参加者が多いのか?」「大川小学校の悲劇をどう伝え・教えているのか?」といった、難しい質問も出されました。



                       質疑応答後の議論の中で話題となったのは、「葛藤」についてでした。被災地の悲惨な光景を見て、東北に来たことを後悔しはじめた生徒が、ボランティア活動と夜の語り合い(シェアリング)を通して、「見なければいけない景色だった」ことに気付いてゆく。ヘドロ掃除やガレキ撤去をしているうちに、人々がここに生きていた(生きている)跡を目にして、ガレキがガレキでないことに気付く。「東京の人が一番こわがっているよね」「将来の夢なんてないよ!」「お姉ちゃんの『またね』は信じてもいいんだよね?」…東北の子ども達から予想外のことを言われて、返す言葉を失い、みんなで悩み始める。自分の無力さ・微力さを実感して落ち込んでいる時に「来てくれただけで嬉しい」と言われて逆に励まされ、癒されてゆく。被災地から東京に戻り、「自分たちはこんな生活をしていていいんだろうか?」と、生活のギャップに苦しむ。…そのような様々な「葛藤」から、「学び」が生まれるのではないか? と、分科会に参加された皆さんが分析して下さいました。



                      (東松島市大曲や石巻市長面、大川小学校をフィールドワークした感想を語り合い、葛藤した夜のシェアリング。第10陣)


                      (石巻市内の日和山公園からの景色を見て、自分たちの活動に意味があったのか葛藤した第1陣最終日のシェアリング。2011年5月5日)


                      (「ボランティアとは何か」を真剣に考え、葛藤した第7陣最終日のシェアリング。2012年5月5日、石巻市南浜町にて)

                       もともと教育目的で始めたボランティアではないですし、生徒に葛藤させようなんて気もなかったのですが、確かに生徒たちは葛藤を通して多くのことを学んだのだな、と確認することができました。分科会に参加された皆さんから多くの助言と率直な感想、鋭い分析と温かい励ましのお言葉をいただけたことに感謝します。


                       最近、「いつまでボランティア続けるの?」と聞かれることが多くなりました。これからどうしてゆくのか、これまでの経験をどう伝えどう活かしてゆくのか、ボランティアに何が出来るのか、ボランティアは何をすべきであり、何をすべきでないのか…生徒と共に「葛藤」してゆきたいと思います。



                       福岡集会の特設分科会では、岩手の宮古市田老町の中学校の報告と、福島の県立高校の報告もありました。被災された方々は、震災で多くのものを失い、これからどこに住み、どう生活してゆくのか、今も葛藤されています。葛藤からどのような「学び」を生みだしてゆくのか、被災地の教師たちと共に悩み、共に考え、共に実践して行きたいと願っています。


                       
                      (西南学院大学キャンパス)
                      posted by: とび | ボランティア報告会 | 22:40 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                      日本臨床教育学会の「東日本大震災と臨床教育学」分科会で報告をしました。
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                         2012年9月29日〜30日、山梨県の都留文科大学で日本臨床教育学会第2回研究大会が開かれました。29日の課題別特設分科会「東日本大震災と臨床教育学」の中で、明治学院東村山高校有志ボランティア・チームの活動報告をさせていただきました。



                        (菊池英行先生の報告「傷ついた地域・学校・子どもたちにかかわって」) 


                         研究者の方々からは、次のようなコメントをいただきました。

                        「何気ない会話の中で子どもたちは本心を吐露する。その声を、生徒たちはよく聞いて、しっかりと受け止めようとしている。」

                        「継続して行くことの大切さを感じる。継続して行くことで信頼が生まれ、心が開かれてゆくのだろう。」

                        「ボランティアに行って終わりにするのではなく、ブログを通して発信してゆく。そのことでさらにつながってゆこうとする姿勢が素晴らしいと思う。」

                        「被災地の子どもたちが明るく元気なのはなぜなのか? その明るさの後ろにあるものをつかみたい」

                        「ボランティアに行く前と行った後で生徒たちはどう変化したのかを知りたい」

                         

                        研究者の中には、私たちのこのブログを愛読して下さっている方や、以前に別の研究会で私の報告を聞いたという方もいらっしゃいました。福島県から来られているNPOの方もいて、有意義な意見交流の場となりました。

                        次回は1123日〜25日に西南学院大学で開かれる地域民主教育全国交流研究会福岡集会の学習分科会で実践報告をさせていただく予定です。

                         

                        <以下は報告用のレジメ(リンク付き)です>


                        日本臨床教育学会 特別分科会(東日本大震災と臨床教育学)
                        「被災地でのボランティアを通して高校生たちは何を学んだか」

                        佐藤 飛文(明治学院東村山高等学校)

                         

                        1.   明治学院東村山高校有志ボランティア・チーム発足の経緯について

                        報告者(佐藤)は大学生時代、阪神・淡路大震災での避難所運営ボランティアを経験。東日本大震災では20113月下旬から日本キリスト教団東北教区被災者支援センターでボランティア・スタッフをつとめる。仙台市若林区七郷笹屋敷地区でのボランティアには宮城学院や東北学院など、地元の高校生や大学生達も参加。「高校生でもボランティアは出来る。ゴールデンウィークに生徒たちと被災地へボランティアに行こう」と思い、東京へ戻る。職員会議で提案し、多くの教職員の賛同を得た。校務会(管理職・主任の会議)での検討の後、校長も条件付きで了承。保護者同伴の説明会には32組が参加し、21名が申し込む。志望理由書による書類選考で生徒11名を選び、20115月に第1陣を派遣。

                         

                        2.   参加生徒の志望動機

                         \古未燭舛録椋卍掌紊ら支援物資を集めて送ったり、義援金を集めるなどの活動を開始。しかし「直接現地に行って何かしたい」と願い、その機会を待っていた生徒も多かった。

                        ◆‥賈銘亙の出身者や、東北に家族・親戚・友人がいるという生徒。中には震災で大切な人を失ったという生徒もいた。また、スマトラ沖地震の経験者やイタリア中部地震の経験者、家族が阪神大震災で被災、父が復興支援で東北へ単身赴任中という生徒もいた。

                         社会福祉や幼児教育の分野への進学を考えている生徒の志望も少なくない。ボランティアがきっかけの一つとなり、社会福祉学科や心理学科や観光経営学科に進学した生徒も。

                        ぁ‖茖何悵聞澆蓮▲ラスメイトや先輩や教職員の活動報告を聞いて自分も参加しようと決意した生徒が多い。「高校生になったら参加する」と決めている中学生も少なくない。

                         

                        3.   被災地に行き、「実際に行ってみなければわからない」ことに気付く

                        ガレキの撤去作業が進むにつれ、被災地の景色は日々刻々と変化する。今しか見ることの出来ない景色もある。陸前高田、気仙沼、南三陸、女川、石巻、東松島、宮戸島、七ヶ浜、荒浜、閖上など、各陣によって場所は異なるが、出来るだけ複数の被災地を訪ねるようにした。悲惨な景色に言葉を失うのだが、とにかく自分の目で見て、津波の証言を聞いて、潮風やヘドロの匂いや音など色々なものを感じてもらい、その感想を分かち合った。

                         

                        4.  ガレキがガレキでないことに気付く

                        「高校生たちが被災地へボランティアに行って、ヘドロ掃除をしていると、人々の生活の痕跡が出てくる。生きている人々の生活が津波でおしつぶされた現実と出会う。現地に行って、そこの匂いをかいで、ガレキの中に何があるかを感じ取る。そしてガレキがガレキでないことに気付く。生徒たちは大事な経験をしていると思いました。」(田中孝彦)



                         

                        5.   被災された方々との出会いを通して

                         屬海譴魯レキではなくて、被災家財です。私たちにとっては生きてきた証しなんです」

                        ボランティアをしにきているんじゃない、させてもらってるんだということを忘れないでほしい。」 

                        ここには働く場所がない。買い物ができる場所もない。だからここに、街が必要だ。人々が集まり、買い物ができ、話ができる、みんなの場所。そのために復興市場を作りました。」 

                        来てくれただけで嬉しいよ。だからまた来てね!

                         

                        6.   被災した子どもたちとの出会いを通して

                         東京の人が一番怖がっているよね」 

                        将来の夢? そんなのないよ!

                        お姉ちゃんの『またね』は信じてもいいんだよね?

                         

                        7.   東京に帰ってからの「強烈な違和感」

                        第1陣ボランティアの翌日、昼休みに保健室に行くと、参加者たちが一か所に固まって泣いていた。昨日までは被災地いた。いまだに電気もガスも水道も通っていない所もあった。なのに東京は電気もガスも水道も普通に通っている。電車に乗って、普通に学校に通える。震災のことなどなかったかのように、普通に町が動いている。そのギャップに苦しんでいた。「今すぐ石巻に帰りたい!」と言い出す生徒もいた。「今もし君が学校を休んで、または学校をやめて石巻に帰ったら、石巻の人達が喜ぶと思う? 今は東京で出来ることを考えよう。そしていつかまた石巻へ行こう。」と話した。被災地を離れると強烈な違和感を覚える。被災地と非被災地との「温度差」を埋めるためにも、体験したことを伝えてゆかなければならない。伝えることは難しい。それでも生徒達は、感想文をまとめてブログに発信し、活動報告書を作り、写真を編集してパワーポイントでプレゼン資料を作り、色々な所で報告会を開き、伝える努力を今も続けている。

                         

                        第1陣 201152日〜5
                         生徒11名・教師4名・リーダー3名   合計18名
                         石巻で活動。側溝の泥だし、畑のガレキ撤去、被災家財の
                         整理、炊き出しなど

                        第2陣 2011723日〜27
                         生徒11名・教師2名・リーダー1名   合計14名
                         
                        石巻・気仙沼で活動。避難所での炊き出し、仮設住宅周辺
                         の草むしりなど 

                        第3陣 2011727日〜30
                         生徒8名・教師3名・リーダー3名   合計14名 
                         石巻で活動。畑の砂出し、被災家屋の掃除、被災缶詰の洗
                         浄と廃棄処分など

                        第4陣 201183日〜6
                         生徒10名・教師1名・リーダー1名  合計12名 
                         
                        仙台で活動。被災した田畑の草刈りとガレキ撤去、仙台平
                         和七夕の手伝いなど

                        第5陣 20111221日〜24
                         生徒8名・教師1名・リーダー1名  合計10名
                         
                        仙台・大郷・女川で活動。被災家屋の掃除と食器洗浄、ク
                         リスマスツリーの飾り付けなど

                        第6陣 2012328日〜31
                         生徒8名・教師1名・リーダー6名  合計15名
                         
                        石巻・登米で活動。被災家財の整理、仮設住宅での子ども
                         会と炊き出しなど

                        第7陣 201253日〜5
                         生徒9名・教師2名・リーダー3名  合計14名

                         女川・石巻で活動。仮設住宅での炊き出し、復興イベント
                         のお手伝いなど

                        第8陣 2012730日〜82
                         生徒11名・教師1名・リーダー2名  合計14名
                         気仙沼・登米・石巻で活動。仮設住宅での炊き出し、草む
                         しり、商店街のおみこし担ぎなど

                        第9陣 201285日〜8
                         生徒9名・教師2名・リーダー2名  合計13名
                         
                        仙台で活動。畑のガレキ撤去、炊き出しと子ども会、仙台
                         平和七夕の手伝いなど

                        10陣 2012819日〜22
                         生徒12名・教師2名・リーダー4名  合計18名
                         石巻・登米で活動。仮設住宅の夏祭りと幼稚園の夕涼み会
                         のお手伝いなど

                           参加生徒合計97名/参加者合計142名(のべ人数)

                        posted by: とび | ボランティア報告会 | 09:58 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |