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過去の出来事ではなく(第32陣参加生徒の感想文1)
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    過去の出来事ではなく

     

    明治学院東村山高校2年 井汲 百花

     

     

     私が今回東北ボランティアに参加を志望した理由は、実際に被災した場所に行って自分の目で状況を見たいと思っていたからだ。現地に行って学ぶことが沢山あると聞き、自分もその貴重な経験をしたいと思った。地震から7年たった今、被害を受けた地域がどのように変わったのか、最近はニュースで見ることも少なくなり、実際に自分が行く必要があると考えるようになっていたからだ。次に礼拝の時に「被災地の外見の復興は進んだが、心の復興は進んでいない」という言葉を聞いたからだ。被災された地域の方々との交流などを通して、その方々のために自分ができることは行い、少しでも心に寄り添うことができたらいいなと思った。このボランティアを通し、自分が行うことはとても微力だけれども、それでも誰かを助けることができるという自信をつけたいと思った。

     

     

     仙台では平和七夕の作業をした。色々な地域に住む子どもからご高齢の方々の思いが詰まった折り鶴を見て、平和の尊さを感じた。特に、私たちが配ったレイにある「ノーモアヒロシマ、ノーモアナガサキ」という言葉を見て、戦後73年経った今でも原子爆弾が落とされたという事実をしっかりと受け止めていき、その恐ろしさと命の重さを伝えていこうという思いを強く感じた。ある方が「ボランティアで頑張ってくれているのを見ると元気が出て、自分も頑張らないとって思えるよ」と声をかけてくださった。その時、私はボランティアをする意味を改めて実感することができた。

     

     

     笹屋敷地区で行われた盆踊りのボランティアでは地域の方々との交流が沢山できた。小さい子たちとは話したり、遊んだりした。笹屋敷地区は2011年にあった東日本大震災の津波で大きな被害を受けた地域である。その地域に住む方々との交流はとても貴重な経験だったと感じている。皆さんはお互いに様々なことを協力しあっており、その協力によって盆踊りが成り立っているのだと実感した。そしてその協力こそが震災を乗り越えた秘訣なのではないかと思った。

     

     

     フィールドワークでは津波の被害がとても大きかった地域を回った。実際に行かないとわからないことがあるとよく言われているが、私はそれは「高さ」のことだと思った。周りにある建物と津波の高さを実際に自分の目で見て、その場で比べないと、津波の本当の恐ろしさは想像することすらできないのだと実感した。

     

     

     大川小学校では、津波で80人以上の児童と教職員が亡くなった。校舎を見ると辛い出来事を思い出すから取り壊したいと願う方々がいる一方で、学校内に貼ってある子どもの名前のシールを見ると、亡くなった子に会える気がするから取り壊したくないと願う方々もいた。辛く悲しい対立だと思った。その他にも沢山の対立が様々な地域で起きていたことを知った。震災はどちらも悪くないのに、お互いに責め合ってしまう原因をつくる悲しいものだ。そして命を奪い、住む場所、住んでいた証を消し去るだけでなく、今まで築いてきた隣人関係も崩してしまうものなのだ。

     

     

     震災から7年経ち、やっと海水を抜いて陸が見えた所にも行った。もちろんそこには誰も住んでいない、水道もない、仮設の道路しかない。今もなお、たくさんの工事が行われていた。そのような場所がまだ多く残る中でも東日本大震災は過去の出来事になってしまうのだろうか。そして大切な人を失った方々の心の傷は一生残ってしまう。それでも過去の出来事だとまとめられてしまうのだろうか。決して過去の出来事ではないということを痛感させられた。

     

     

     大切な人がいる生活、不自由のない生活に満足するのではなく、感謝の気持ちを忘れてはいけないのだということを改めて学んだ。

    “もしあの被害を受けていたのが自分だったら...”想像して欲しい。そして東北へ行って考えてみて欲しい。必ず大切なことを学び、自分の生きる糧になると思う。

     

     

     

    posted by: とび | 第32陣(2018年8月) | 14:26 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
    三回目の東北ボランティアに参加して(第31陣参加生徒の感想文1)
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      三回目の東北ボランティアに参加して

       

      明治学院東村山高校3年 前澤紗良

       

       

       私は今回三回目の東北ボランティア活動に参加しました。その理由は高校1,2年生と過去二回参加し、継続することが大切だと思ったからです。行けるからには何度も足を運ばなければ、という思いもあります。また、以前訪れた場所がどのように変わったか、周りの雰囲気はどのような感じなのかを知るためと、子どもたちとまた一緒に遊びたいと思ったことも理由です。今回は最上級生かつ経験者ということもあり、色々と不安に思うことが多くありましたが、ボランティア・チーム一丸となって活動することができたと思います。私にとって一番といえるほど充実した4日間を過ごすことができました。

       

       

       フィールドワークで訪れた大川小学校は、私にとっては三回目でもありました。壁が剥ぎ取られた教室、なぎ倒された渡り廊下などすさまじいその姿は何度見ても衝撃があり、心に痛みを感じます。そして、去年よりもロープの位置が近くなっており、今まで以上に近距離で見ることができました。また新しい発見をするとともに、改めて津波被害の恐ろしさを感じました。遺族の方々の気持ちの代わりにはなれませんが、こうして私たちが伝えることによって読んでいる人、聞いている人に少しでも心に残ってくれれば良いなと思います。

       

       

       「がんばろう!石巻」看板付近の道路は見違えるように綺麗に舗装されており、一年でこんなに変わるのか、と驚きました。これから国立公園になるこの場所は、着々と準備がされており、今残っている空気感や雰囲気がなくなってしまうのかと考えると、少し寂しい気がしました。

       

      (2016年7月27日の第25陣で「がんばろう!石巻」看板の周辺をフィールドワーク)

       

      (現在は解体された雄勝公民館・2011年11月撮影)

      (現在は解体された雄勝病院・2011年11月撮影)

       

       雄勝町へは初めて訪れました。海のすぐそばにあった病院は津波の被害に遭い、病院にいた全ての患者の方が亡くなってしまったと聞きました。かさ上げされた高台から見た海の姿はとても穏やかで、津波など予想ができないくらい綺麗でした。しかし、どこかで大丈夫だろう、という安心は決してしてはいけないことなのだな、と思いました。周りも工事をしており、町は変わりつつあるのだなと感じました。

       

       

       二日目、三日目に開催されたいしのまきっこ広場は、一昨年・去年ともに同じ子が来てくれたので、またこうして再会し、一緒に遊ぶことができてよかったです。驚いたことは、子どもたちの成長です。去年の勉強タイムでは、すぐ飽きてしまって、走り回っている子がいましたが、今年は皆真面目に取り組んでいて、成長を感じました。初めてきた子もその空気を読んで一生懸命やっていました。いざ遊びとなると子どもたちも私たちもはじけて共に楽しめました。また、私自身、子どもたちと接することに慣れてきたので、いつもは自分のことで必死でしたが、周りのことも視野に入れながら行動することができました。

       

       

       福島県の沿岸部には初めて足を運びました。車から目にした町の光景は衝撃の連続でした。倒れたままのお墓、壊れた家、中がぐちゃぐちゃになったままのお店。忘れられません。地震と津波に加えて原発事故にあったこの地域には、あの時のまま残っている場所が多く存在していました。まだ入れないところもあります。その事実を受け止めることはとても苦しいことだと思います。帰還困難になっている方々の気持ちを理解することは難しいですが、もし私だったらとても辛いです。現地の方々はそれ以上だと思います。今でもなおこのような状況に置かれている方々がいるということを頭に残しておかなければいけないと思いました。

       

       今回経験したことは決して無駄なことではなく、私の人生の中で貴重な体験ができたと思っています。これからどんどんと復興が進んでいき、今目にできている光景はもう見られなくなるかもしれません。だからこそこの貴重な時期に参加することができて良かったと心から思っています。

       

      posted by: とび | 第31陣(2018年7月) | 19:57 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
      仙台市若林区の沿岸部をフィールドワークしました。
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        第32陣の最終日、仙台平和七夕の飾りつけとレイ配りの空き時間に、仙台市若林区の沿岸部をフィールドワークしました。

         

         

         

         

        笹屋敷地区の方々が避難をされていた七郷小学校、第4陣(2011年8月)が草刈りをした田んぼ、第9陣(2012年8月)がガレキ撤去作業をした畑、第9陣と第11陣(2012年12月)と第14陣(2013年8月)と第19陣(2014年8月)と第22陣(2015年8月)と第23陣(2015年12月)と第26陣(2016年8月)が「ささっこクラブ」の子ども会をした笹屋敷町内会館、津波で被災した旧荒浜小学校、深沼海岸などを回り、最後に荒浜に新しく作られた「避難の丘」に登りました。荒浜と笹屋敷を望むことができるその丘で最後のシェアリングをして、4日間の感想と今の思いを語り合いました。

         

         

        明治学院東村山高校有志ボランティア・チーム第32陣は4日間の活動を終え、東京に帰着しました。微力な私達を暖かく迎え入れてくださった皆さまと、送り出してくださった皆様に感謝いたします。ありがとうございました!

         

         

         

        posted by: とび | 第32陣(2018年8月) | 20:14 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
        2018年8月6日、折り鶴の吹き流しを飾り、折り鶴のレイを配りました。
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          8月6日は広島に原爆が投下された日です。この日から始まる仙台七夕祭りで、18万羽の折り鶴で作った吹き流しを飾りました。

           

           

          この仙台平和七夕の吹き流しは、8月6日から8日までクリスロード商店街のイオン前で飾られ、秋には仙台市内のいくつかの高校で巡回展示された後、11月2日(金)〜3日(土)の明治学院東村山高校の文化祭でも展示される予定です。

           

           

          午後からは尚絅学院高校(宮城)と若松北嶺高校(福島)の生徒の皆さんと一緒に折り鶴のレイ(首飾り)を配りました。レイの一部は、明治学院中学校の生徒達が昨年つくって仙台に送ったものです。後輩の中学生達がつくったレイを、高校生の先輩達が配りました。

          微力な私達ですが、これからも世界平和と核廃絶を訴えてゆきたいと思います。

           

          posted by: とび | 第32陣(2018年8月) | 18:18 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
          8月5日、名取市と東松島市を訪ねました
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            (礼拝前に教会周辺の草取りをしました)

             

             明治学院東村山高校有志ボランティア・チーム第32陣の3日目は、宿泊先の宮城野愛泉教会の礼拝に出席後、名取市と東松島市へフィールドワークに行きました。

             

             

             名取市では「閖上の記憶」の語り部の会に参加、震災当時は閖上中学校3年生だった吉田耕貴さんのお話しを聞きました。証言を心に刻み、まわりの人達に伝えてゆきたいと強く思いました。

             

             

             その後、名取市内にある仮設商店街や仮設住宅などを視察し、東松島市の防災教育体験宿泊施設「キボッチャ」を訪問しました。旧野蒜小学校の校舎を改装して作られた施設で、防災知識を体感して学ぶ室内パークや体験ゾーン、デジタル資料館、シアタールームなどがあり、宿泊や日帰り入浴も可能です。室内パークでは現地の子どもたちと楽しく交流することもできました。

             

             宿舎に戻り、今日一日の反省や感想を語り合いました。2日間フィールドワークの案内をしてくださったNPO法人ゆつけっちゃ理事長の末永克さんに感謝いたします。

             

             

             最終日の明日(8月6日)は仙台平和七夕の吹き流しを飾る作業と、折り鶴のレイ(首飾り)配りをさせていただく予定です。

             

            posted by: とび | 第32陣(2018年8月) | 23:19 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
            8月4日、津波被災地域の夏祭りのお手伝いをしました。
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                明治学院東村山高校有志ボランティア・チーム第32陣の2日目は仙台市若林区の津波被災地域の夏祭りのお手伝いをさせていただきました。私たちは2011年8月の第4陣からから継続してこの地域の復興支援活動(田畑の整備作業や津波被災家屋の清掃など)に関わらせていただいています。また、この地域の子ども会のお手伝いにも参加してきました。かつてボランティアでお世話になった皆さんともこの夏祭りで再会することができました。

               

               今回の夏祭りではスーパーボールすくいとヨーヨー釣りを担当したのですが、それ以外にも焼きそば作りやカキ氷、綿あめなどのお手伝いもさせていただきました。

               

               

              地域の方々と交流しながら、楽しい夏祭りとなりました。

               

              posted by: とび | 第32陣(2018年8月) | 23:31 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
              8月3日、仙台平和七夕のお手伝いをしました。
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                第32陣の初日は会津北嶺高校のボランティア・チームと合流後、現地をフィールドワークしました。

                夕方から仙台YMCAへ移動し、仙台平和七夕のお手伝い(折り鶴の首飾り作りや、吹き流し用の花作りなど)をしました。

                 

                8月6日〜8日に開かれる仙台七夕祭りで、折り鶴の吹き流しをクリスロードに飾りますので、皆さんぜひ見に来てください!

                 

                posted by: とび | 第32陣(2018年8月) | 07:07 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                第32陣が出発しました!
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                  明治学院東村山高校有志ボランティア・チーム第32陣が出発しました。
                  4日間、参加者の健康と安全が守られ、充実した活動ができますよう、お祈りください(^^)/


                  応援よろしくお願いいたします!
                  posted by: とび | 第32陣(2018年8月) | 07:52 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                  第31陣の活動が無事に終わりました。
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                     2018年7月29日、第31陣の最終日は宿泊先の宮城野愛泉教会の礼拝に出席後、フィールドワークをおこない、東京に帰着しました。微力な私たちを温かく迎えてくださった皆様と、送り出してくださった皆様に感謝いたします。ありがとうございました!

                     


                    8月3日には第32陣が東北へ向けて出発します。引き続き応援よろしくお願いいたします!

                    posted by: とび | 第31陣(2018年7月) | 22:22 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                    7月28日、いしのまきっこ広場の子どもたちと遠足に行きました
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                       明治学院東村山高校有志ボランティア・チーム第31陣の3日目は、いしのまきっこ広場の子どもたちと遠足に行ってきました。石巻から仙台まで移動し、仙台市科学館に行きました。ちょうど恐竜展が開催中だったので、男の子達が大喜び! 女の子たちも常設展の科学遊びを楽しんでいました。

                       

                       

                       お昼は私達が宿泊している宮城野愛泉教会で流し素麺大会! 素麺だけではなく、枝豆やミニトマトやキュウリやブドウやみかん、パイナップルやアロエやナタデココも流れてきてみんな大興奮! 最後はチョコボールやグミやゼリーなど、お菓子も流れてきて大満足でした(ちなみに一番人気のお菓子は干し梅でした!)。子ども達が満腹したあとは大人たちが食事の時間。今度は子ども達が私達のために素麺(や、いろいろなもの)を流してくれました。

                       

                       

                       食後、少しだけお勉強タイム&おやつタイムを取って、教会で記念撮影をして、仙台をあとにしました。

                       私達がいしのまきっこ広場の子どもたちと遠足をしたのは今回が3回目でした(1回目は3年前にチャチャワールドいしこしへ、2回目は2年前に仙台うみの杜水族館へ行きました)。「来年も遠足したいねー」と子ども達は言っていたのですが、主催団体である被災者支援センター・エマオが来年3月で活動を終了するため、今回が最後のいしのまきっこ遠足となってしまいました。さびしい想いはありますが、再会を約束してお別れをしました。参加してくれたいしのまきっこのみんな、どうもありがとう! また会おうね!

                       

                      posted by: とび | 第31陣(2018年7月) | 19:11 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |